2022年11月25日、グディニャの移民博物館にて、プロジェクト「持続可能な開発に関する物語-ポーランドの観点」のプレゼンテーションが開催されました。訪問者は、同博物館の副館長のセバスチャン・ティラコフスキーによって歓迎されました。続いて、ミハウ・プルシャック博士(グダニスク大学のポーランド語・文化教育センター)とWeronika Kamińska氏(グダニスク大学の持続可能な開発センター)がプロジェクトの紹介を行いました。その次に行われたのは、パネルディスカッション「持続可能な開発のためのポーランド語。持続可能な開発の物語」でした。ディスカッションには、プシェミスラフ・ゲンバル教授(グダニスク大学)、イレーナ・ハブリルスカ博士(グダニスク大学)、ミハエル・プルシャック博士(グダニスク大学)、マキシミリアン・ボヘネク(グディニャの移民博物館)、マレク・パンデラ(トリニティ・カレッジ・ダブリン)とヴォイチェフ・スタフラ(ミニアチュール劇場)が出席しました。

パネリストは、博物館、劇場、ポーランド語やその他の言語を教える機関が行う活動が、地域社会や多文化社会に変化をもたらし、人々の間で持続可能な開発目標に対する意識を高めることができると主張しました。参加者は、過去を記念するだけでなく、現在の需要に適応し、未来を形成する場所としての博物館の役割について議論しました。また、社会的関係の形成過程における言語と人文科学の重要性や、ポーランド語教育学の主な傾向についても話し合いました。トリニティ・カレッジ・ダブリンや、ポーランド国内外の劇場における「アジェンダ2030」の目標達成のための方法が紹介されました。パネリストは、ポーランド語の振興の重要性と、持続可能な開発の第4の柱としての文化の可能性について、それぞれの考えを述べました。

このイベントには、トリニティ・カレッジ・ダブリンの学生、グダンスク大学ポーランド学部に在籍するハルビンの中国人留学生、そして日本の東京外国語大学の学生たちが参加しました。また、ポーランドの国立学術交流機構の代表者のマリウシュ・チェホ氏(NAWAポーランド語プログラム室長)、ヴィエスラフ・クラーススカ氏(NAWA)にもご出席いただきました。

参加者は移民博物館を案内してもらい、テキスト編集のワークショップに参加しました。ワークショップの課題は、イラスト集をもとにマンガを作成し、作成したマンガをストーリーにすることでした。この課題の主なチャレンジは、異なる使用域の語彙を使い、異なるジャンルの作品を作ることでした。ワークショップの参加者は、グダニスク大学ポーランド語学部の学生たちに手伝ってもらいました。

「持続可能な開発に関する物語-ポーランドの視点」プロジェクトは、NAWAのポーランド語振興プログラムの助成金を受け、トリニティ・カレッジ・ダブリンと共同で実施されています。

参加者の皆様には、積極的にご参加いただき、誠にありがとうございました。

撮影:ミハウ・シュミエジュハルスキ